粉ミルクを作る時は、細菌死滅の観点から70度以上のお湯で作ることが推奨されております。
理由としては、ネットなどで調べると出てきますが粉ミルクは完全な無菌ではなく、どうしても製造工程や開封後に微量の菌が混入するリスクが避けられず、それらの菌が一般には70℃以上でほぼ死滅すると言われているからだそうです。大型ショッピングモールなどには70℃以上のお湯が出る設備を備えた授乳室がありますが、毎回必ずそこに行くわけではない、また液体ミルクは割高なので保険扱いとして、メインはやはり70℃以上のお湯をなんとか確保して調乳したいので保温ボトルでお湯を持ち歩くことにしました。
そこで気になるのが、一体どのくらいの時間までは調乳推奨温度70度以上をキープできるか?
という訳で家にあるサーモボトルで急遽実験をすることにしました。(育児以外にもサーモボトルがどのくらい保温性能があるのかの参考事例にもどうぞ)
使用した保温ボトル_登山や職場で使うなどで家にあったやつで実験
①モンベル アルパインサーモボトル0.75L
②サーモス 真空断熱ケータイマグ キャリールーフ付き500mL
実験のやり方としては、まず熱湯をふたつのサーモボトル内に通して、内側の環境を保温にベストな状態にします。その後別で沸騰させた熱湯を満タンにして実験を開始しました。
3時間ごとに調乳が来ますので、平均的な使用量の150mLを3時間ごとに使った想定で温度を計測しました。
その結果を表にまとめたものがこちらです!
| 経過時間 | ①モンベル 0.75 | ②サーモス 0.5 | 備考 |
| 0h(スタート) | 97.5℃ | 97.5℃ | 満タンで0→3h放置 |
| 3h経過 (授乳1回目) | 91.0℃ | 86.0℃ | 150mL減らして 3→6h放置 |
| 6h経過 (授乳2回目) | 84.0℃ | 73.6℃ | さらに150mL減らして 6→9h放置 |
| 9h経過 (授乳3回目) | 76.5℃ | 55.6℃ | 終了 |
結論:モンベル0.75ならなんと、3回も授乳ができる!
9時間経過時点でトータル300ml満タンから減らした状態でも75℃以上キープしているので安心です。
流石に9時間もあれば、大きな商業施設内の授乳室などからお湯を確保することは可能だと思いますが旅行時やケトルの電気代を節約したい場合などにこれは使えそうです。
新幹線や特急はお湯の提供がないので鉄道旅行にも活かせるかもしれません。
我が家では、片道高速道路で2時間以上かかる地域への帰省時や初宮参り時など授乳室やお湯の提供が期待できない行程が計画されている場合はこちらのモンベル0.75で3回授乳+保険で液体ミルク2本で今のところ対応しています。
サーモス0.5は流石に容量も少なく不利な戦いだったと思いますがこちらは夫婦で飲む紅茶などの保温にこれからも活躍してもらう予定です。
今回使った環境や実験器具
検証温度;約20℃(エアコン20℃設定のリビング)
計測器;Tanita 温度計



